『左眼の女』非常のライセンス
(^ρ^)ノふと検索してみたら、なんとフルアルバムだしてるやないの。もう聴きたくて震えながら素早くオーダーwww
以前だったら西新宿あたりのインディーズ盤を取り扱ってるCDショップを巡んなきゃいけなかったところだろうが、昼までに頼んどけば夕方には届くとか、今や本当にAmazon様々だわー。
ちなみに“非常”であり“非情”にあらず。
『非情のライセンス』だと、TVドラマのタイトルか、またそれとは別のTVドラマの主題歌タイトルだったりするね。
(;^ω^)前作ミニアルバムからメンバーチェンジがあったようで、ギター&ベースがビシッとピンストライプのスーツでギャング風ノワールにキメてるところに、ドラムスはダボシャツで裸足に日本刀かつ手首までみっちりスミ入りという任侠テイスト濃厚な、和物系の怖い人にwww
音楽性は、極めて乱暴に述べると「ダークサイドのギターウルフ」あるいは「MAD3のマイナー調トラックにヴォーカルあり(MAD3の歌入り曲って、なんでかメジャー感の強いポップなの多かったよね)」といったところ。
ハードボイルドかつヴァイオレントなシネマ的映像の喚起力が半端ない、緊張感高くスリリングで“いかにも”な曲調、しかし必要以上にガレージ感覚キツめでラウドなサウンドは相変わらず素敵で、暮逆ハートを狙い撃ちしすぎる。前作は5曲入りで「なんだよー、もっと聴きてえよー」という飢餓感に見舞われたものだが、全12曲収録の本作は満腹にして至福だわー。
特にクレジットはないがトラック 7.『穢れた愛』はソフト・セルの『汚れなき愛/Tainted Love』インスパイアですかな……と思って調べてたらオリジナルはR&B女性シンガーのグロリア・ジョーンズによるものだとか。ロカ系人脈ではデイヴ・フィリップスが、またあのマリリン・マンソンなんかもカヴァーしてたっけね。
欲を云えばバラッド系というか、むしろジョークっぽく録られた感のあるトラック 11.『明日へ進む道』みたいなタイプのスローテンポで音数少なめの泣き曲ってのをガチで演ったのも、もっと聴いてみたいかしら。
(;^ω^)以前「最近なんか、いい音ないかね?」と請われて『相対性理論』薦めたら「あれはピンと来なかったわー」という残念リアクションだったMAD SIN好きの某氏には、このバンドを推しとくべきだったわねwww