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( ^ω^)卵4個くださいなwwwサーセンwwwww
血みどろムーヴィ / kuresaka
ファニーゲーム [DVD]
『ファニーゲーム』
(FUNNY GAMES 1997)



ファニーゲームU.S.A. [DVD]
『ファニーゲーム U.S.A.』
(FUNNY GAMES U.S. 2007)



 これらは「後味の悪い映画」という話題になると必ず挙げられるタイトルとして気になっていたオリジナルの方を調達しておいたまま(チェックしてみたところ2006年の9月www)すっかりモティヴェーションを喪失しており、ふと気づいてみると監督自身によるハリウッドリメイク版も手許にあったので(これまた去年の6月とかwww)併せて観賞してみた次第。

 まずオリジナルを観てから立て続けにリメイク版と連続して挑んだのだが。


(;^ω^)ちょwwwまったく同じじゃねーかwwwwwww
 リメイクっていうレヴェルじゃねえぞwww
 もうカット割りもキャメラも画の構図も俳優の演技もジョン・ゾーンの音楽の使いどころもほとんど一緒。これはヒッチコックの『サイコ』をガス・ヴァン・サントが同じカット割りでリメイクしたときのことを彷彿させるが、それどころか、こっちは監督本人なんでシンクロ率が異常というか余計にタチが悪い。


 一応、粗筋的なものでも。ちなみにペーターとかパウルとかゲオルグとかショルシとか記述するのが鬱陶しいので人物名などはリメイク版に準拠。
 とある夏の一日――穏やかな昼下がり。
 夫ジョージ(ティム・ロス)と細君のアン(ナオミ・ワッツ)そして十歳ぐらいの一人息子ジョージに愛犬ラッキーという家族構成のファーバー一家は、湖の畔にある別荘にて悠々のヴァケーションと洒落込んでいた。
 夫と息子がヨットを組んでいる間、アンがキッチンでディナーの準備をしていたところ、不意に見知らぬ来客が。にこやかに微笑むその青年はピーターと名乗り、隣りの別荘から用事を言づかって来たという。卵を切らしてしまったので少し分けて貰えないだろうかと。
 隣人とは顔見知りのアンは快く卵4つを手渡してピーターを送りだす。直後、玄関ホールで異音が。見るとピーターは卵をすべて落して割ってしまっていた。「すまぬwwwすまぬwwwww」と恐縮するピーターに、まだ愛想良く振る舞いながら後片づけをするアンだったが、キッチンに入ってきたピーターがアンの携帯電話をシンクに落っことした上に「卵割れちゃったんで、また4つ貰えますかwwwサーセンwwwww」と申し出た辺りで、かなりイラッと来ていた。それでもパックに入れた卵を渡して再び送りだす。
 そんなザラついた心を癒す間もなく、ピーターは今度は友人ポールを伴って現れたのだ。こいつも妙に馴れ馴れしい態度で、玄関ホールに置いてあるジョージのゴルフクラブに目を留めて「試し打ちさせてくれんかのうwww」渋々承諾すると喜び勇んで庭へと。
 そして極め付けにピーター。ファーバー家の飼い犬ラッキーが飛びついてきたので、また卵を落してしまったというのだ。しかもピーターが「あの卵パック1ダース入りでしたよねwwwだったらまだ4つ残ってるから、また貰えますかwwwwサーセンwwwwww」だとかほざき始めたもんだから、さすがにアンもブチギレた。ググレカス出て行け! と捲し立てているところへ夫が現れ、宥め賺すもアンはヒステリックに退場。
 当惑していたジョージだったが、そのうちにポールがなにやら小莫迦にしたような態度で生意気な口を利き始めた。ムカッと来たジョージが軽くビンタを張って威嚇すると、なんとピーターが振り上げたゴルフクラブでジョージの膝をブチ割るのだった。
 リヴィングに集められた一家に彼らは告げる。
 12時間後の明日の朝までに、おれたちはおまえら全員死んでる方に賭ける。だから、おまえらは自分たちが生きている方に賭けてみろ……と。



 この状況設定だけで、すでに嫌なムード満載なのだが。
 冒頭、別荘へと向かう車内にて、カーステでクラシックのイントロ当てクイズなんかを呑気にやってるところに突如ズギャーーーン! とばかりに山塚アイの暴力的な絶叫が迸るタイトルバックが、彼らの今後の命運を端的に顕示していて、とても素敵だ。

 で……喧伝されているように、かなり不快というか嫌な感じの映画である。
 例えば『ホステル』のように人体破壊のスプラッターが齎すカタルシスは皆無だし、ヴァイオレンスの美学もない。
 なんかこう、片肘で頬杖ついてニヤつきながら、こっちの怪我してる脇腹を、手にした50cm定規で執拗に小突いてくるような嫌らしいトーンが全編に充満していて、観ていて息苦しくなってくる。
 また演出も悪意に充ちている。ポールがキャメラ目線で語りかけてきたり、更には劇中で一度だけ被害者側が反撃に打ってでる奇跡的な瞬間があるのだが「それ映画文法的にどうよ?」というチート演出で軽く回避してしまい、一家はただただ死ぬまで虐げられ続けるだけ。
 だからといって面白くないかと云えば、決してそうではなく、なかなか引き込まれてしまうのだった。

 基本的にまったく同じ物語なのにオリジナルの方が嫌さ加減が上回っていると感じるのは、やはりキャストに因しているのだろう。マジキチ2人組もオリジナルの方がそれぞれの外見に差異を持たせているためにキャラ立ちを感じやすいし、なんといっても奥さん役の女優がナオミ・ワッツに比べるとあまりにも貧相で、しかも話が進行するにつれて、どんどん掛け値なしの不細工になって見栄えが酷くなる一方なので「なんか物凄く嫌なものを見てしまった」というザラッとした気分が弥増すばかり。

 たぶん同じ内容を日本人俳優かつ日本語で撮ったら、もっと相当に嫌な感じになるだろうとは思うんで、ミヒャエル・ヘネケ監督は、またまったく同じ内容のものを世界各国ヴァージョンで延々と作り続けるといいよ。



(;^ω^)劇中で使用されてた曲が収録されてるNAKED CITYのCD『TORTURE GARDEN』も、ついつい買っちまったわいなwww
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