(;^ω^)半年ぐらい前に書いたまま忘れてたレヴューが残ってたんで放出www
近頃はめっきりBlu-rayづいてて、わざわざ糞画質のゴミDVDを引っ張りだし接続を切り替えて観ることも稀になってきておりますわwwwww
さて……なんとなく手持ちのDVD『ミッドナイト・エクスプレス』観たいなぁと思ったのを期に『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』『コットンクラブ』と、なぜかコッポラ作品を立て続けに観賞wwwwww
その流れで「せっかく接続切り替えたんだし、なんか新作のDVD観ようかしら」という気分に。ま、切り替えるっつってもアンプとTVのボタンひとつずつ押すだけなんだけどもwww
で……1年ぐらい前に北米盤で買ったまま放置されてた『パニッシャー:ウォー・ゾーン』のDVDを再生し始めたのよ。
そしたら開始後10分で「ちょwwwこれパねぇwwwww」って勢いになって「これはBlu-rayで観たいだろ……常考」と調べてみたら国内盤が思いのほか安価だったんで一旦中断し、amazonでオーダーして翌日届いたBlu-rayで観賞wwwww
『パニッシャー:ウォー・ゾーン』
(PUNISHER : WAR ZONE 2008)
(^ρ^)ノ これは、もう少し早く観てたら2009年の【血みどろムーヴィ大賞】にランクインしてたわwww 『デスレース』と同じぐらいのランクで。
アメコミ原作の「家族を殺された男が単身マフィアに復讐」というシンプルなリヴェンジもので、何年か前にJ・トラボルタが悪役で映画化されてたり、もっと前にはドルフ・ラングレン主演でも映像化されてたっけ。
というわけでストーリー自体は〈パニッシャー=処罰する者〉を名乗り、法では裁けぬ悪を討つという、ほぼ王道の〈復讐譚〉がベース。警察でも一部の者はその存在を黙認かつ協力などしている状態らしい。
そんな私刑による粛清活動のうちに、組織に潜入していたFBI捜査官をそれと知らずに殺めてしまった〈パニッシャー〉は罪悪感に駆られ「おれ、もうこんなことやめるわwwwサーセンwwwww」と弱気に引退宣言。しかし、その捜査官の残された家族(妻と幼い娘)が危機に晒されていると知ると、自分の亡くした娘の面影なんかも重ねつつ「これで最後にするけんね」とラストバトルに挑むのだった……ってなところで、プロット的にはベタベタありがちの範疇なのだが。
では、なにが凄いかというと……アクションというかヴァイオレンスシーンにおける弾着や殴打の肉体損壊表現の演出が過剰なのだ。もう、ほとんどスプラッターやホラーでのそれ。レイティングは〈R〉となっているが体感的には〈NC-17〉の勢いだし。
銃弾で撃たれれば血飛沫はおろか肉片や脳漿らしきものが飛び散るエフェクトまで施されており、殴れば拳が顔面にめり込む様まで描かれているし、生首切断もあり。
なかでも笑ったのが、この〈パニッシャー〉に秘密裏に協力する武器調達人が母親と2人暮らしなのだが、その母親が痴呆入ってきているらしく、ずっと椅子に座ったままなわけ。
で、この武器調達人が狙われ、慌てて部屋に駆けつけた〈パニッシャー〉が目の当たりにするのはその母親の屍体……というのはお約束だけど(ネタバレ反転)座ったままの姿勢で頭半分吹っ飛ばされてるっていう構図には、さすがの暮逆も「ちょwwwやりすぎだろwwwww」と堪らず噴いたわwwwww
その他にも人体損壊に関して、随所にいろいろと“やりすぎ”感が横溢しているのだが、たとえばロブ・ゾンビ監督作品のように“陰惨”ではなく、また初期のサム・ライミやピーター・ジャクソンといったレヴェルで“ハジケ”ているわけでもなくて、そこそこ“リアル”というバランス感覚の残虐シークエンスがなかなか新鮮な作品だったね。
またそんな過度のゴア演出が女流監督の手によるものってのも一興だし。