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(´-ω-`)「実話を元に」と云われると凄く鬱だ。
血みどろムーヴィ / kuresaka


『WOLF CREEK』(2005)

 オーストラリアで実際に起こった“スノータウン殺人事件――Snowtown Murders”とやらを元ネタにしたローバジェットのホラーサスペンス作品。

 冒頭から中盤辺りまでドキュメンタリータッチというかダラダラとホームムーヴィレヴェルの気の抜けたテイストで進んでいき「いい加減にしろ!」とそろそろキレそうになったところで一転、テンションの高い力任せなリアリズム演出でラストまで一気に引っ張っていくという作劇構成は云わば陸上版『オープン・ウォーター』ともいうべきか。
 ヴィデオ撮り風なローバジェット作品というところも酷似しているし。

 で、どういう話かというと女2男1のバックパッカーたちがイチャイチャしながら気ままな旅を続けていたら車輛がエンジントラブル。“WOLF CREEK”と呼ばれる隕石落下跡の観光スポットで立ち往生していたところに地元のオッサンが現れた。最初は親切めかして近寄ってきたが実はイカレたサド野郎でバックパッカーたちを拉致しては理不尽な暴力のうちに惨殺していやがりましたよ(別になにかを尋問しているわけではないので“拷問”とは云い難い)というもの。
 つまり都会のガキがイカレた田舎者にいたぶり殺されるという《血みどろ番外地》の大好物な系譜に連なる作品なのだが、まず実話だという点がかなり暗鬱な気分にさせる。この手のストーリーは如何にも実際に起こり得そうなだけに、先日のリメイク版『サランドラ』や『クライモリ』などのように純然たるフィクションだからこそ愉しめるのだ。しかも同じく「消えるバックパッカー」の実話に基づいたといわれる『HOSTEL』とは違って肉体破壊の見どころ的な特殊メイクや効果もなく、ひたすら気まずく陰惨な印象が後味悪く残るのみ。
 だからといって、つまらない訳ではない。たまにはこういう映画体験を喰らわせてやるのも精神に暗黒な泥濘を湛える者にとっては良い滋養になるだろう。

 そういえば終盤近くで僅かながら『マッドマックス』を思わせるキャメラワークとヴィジュアルのカーチェイスシークエンスになるのが御愛嬌というか、そこだけは陰惨さから少し救われた気分になったものだ。


 (´-ω-`)<しかし激しく鬱になるのは必定。

(´ω`)<精神のバランスをとるためになにか陽性のメジャー大作アクションが観たいな。『ラストアクション・ヒーロー』とか、そういう辺りが。
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