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(´-ω-`)惜しい。もっと残虐描写を。
血みどろムーヴィ / kuresaka
0:34 レイジ34フン

『0:34 レイジ 34 フン』
(CREEP 2004)


(ヽ´ω`)<別にスルーしていた訳ではないのだが、素で最近まで気づかなかったフリークス襲撃系ホラー。

 「這い寄る、忍び寄る、ゾッとする」という意味のシンプルな原題はそのままカタカナ表記にすれば、コーヒーに添加する粉末乳製品みたいでコミカルになるし、いろいろと知恵を絞ったのは解らないでもないが実際ちょっと微妙な邦題ですな。このタイトルだけじゃホラーかどうかすらも判然としない。

 ついついホームで寝過ごしてしまい最終電車を逃した女性が、閉じ込められた地下鉄構内で謎のフリークス系殺人鬼に襲われるという、シチュエーション設定からすれば実に《血みどろ番外地》好みな作品ではあった。
 しかも事前にオールシネマオンラインのコメントなんか覗いてて「かなりグロい」とのことで「これは意外と期待できるかも」と思っていたのだが。
 いやはや、たまにホラーも観るという普通の映画ファンならいざ知らず、まるで呼吸をするかのように日常的にホラーばかり観ているホラープロパーにとっては、この程度の描写ではヌルイとしか云えない。
 (´-ω-`)ヌルス

 低予算ゆえの悲しさか、残虐シーンはなんか適当に血糊ドバッと散らすだけで誤魔化しており、ロクに創傷メイクも見えやしない。この種の作品に期待される「特殊メイクやCGIを駆使した新たな肉体破壊の方向性」をまったく示唆してはいなかった。
 敢えて述べれば主人公が割れた生爪を剥ぐシークエンスは着眼に一瞬「ほう」と感心したが、その直後のショットから普通に振る舞っている(胸元まである不潔な汚水の中を手も水中に浸けたままザブザブと平気で歩いている。心情的には傷口を気にして水上に掲げているぐらいの演出はして欲しかった)のでリアルな痛みや嫌悪が画面から伝わってこないのだ。
 あまつさえ、ただただ怖がらせる/嫌がらせるという生理的嫌悪感を喚起するのが目的の単調プロットなのでストーリー的に起伏がある訳でもない。(そういうシンプル指向の作品は大好きだが、それならもっとグロ描写に特化しろ、という話)

 などと苦言を呈しているが、もうちょっとグロテスクな演出に踏み込んでいれば、なかなかの佳作になっただろうだけに惜しいのである。
 イギリス/ドイツ共同製作ということで妙にジメッと湿っぽい画面や地下鉄/下水道の質感はオールアメリカンなハリウッドホラーではなかなか得難い陰鬱なトーンだし、フリークス殺人鬼の正体を言明せず、出自を軽く匂わせる程度だった点もいい。
 また犠牲者を監禁する地下施設が『ディア・ハンター』でのヴェトコンによる捕虜収容を思わせるケイジと汚水プール(もちろんドブネズミがそこらを這い回る)というのは面白かった。

 ちなみに映像特典でオルタネイトオープニング&エンディングが収録されているのだが、これは実際には撮影されておらず、絵コンテを交えながら監督が口頭で構想を説明するのみ。
 オープニングは幼少時に、秘密の地下研究施設内に一人だけ閉じ込められてしまったというフリークス殺人鬼の出自を描いていたようだが、これはなくて正解だったと思う。
 ただエンディングはこちらの案の方がヴィジュアル的に派手で良かったような気がして(ただ撮影するとなると、なかなか複雑なショットで予算が嵩みそうだが)これまた惜しいのだった。


 北米盤ドゾー( ´∀`)つ●
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