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廃虚の雰囲気が(*°∀°)イイ!
血みどろムーヴィ / kuresaka

『サイレントヒル』
(SILENT HILL 2006)


 日本製ホラーゲームを原作にラヴクラフトもののオムニバス『ネクロノミカン』やフレンチ産クリーチャー襲撃&カンフーアクション『ジェヴォーダンの獣』のクリストフ・ガンズが監督。約50億円をぶっ込んで製作された、なかなかの大作といえよう。

 夢遊病めいた奇行をとる娘が口にする“サイレントヒル”という言葉を頼りに、母子ともに当該の地へと向かうストレートな導入部は、例えば娘を病院に連れていって検査したりという煩わしい寄り道の展開がなくて好感度大。
 やや唐突に過ぎる嫌いもあるが、とにかくタイトルになっている街に行かないことには、そもそも文字通り「お話にならない」からな。

 で、到着と同時にアクシデント。車内で覚醒したときには娘の姿が見当たらず、後は街の各所を巡って母親が延々と探して回るというのが基本ライン。
 廃虚と化した街の退廃的な荒涼ムードが劇伴や映像と相俟って実にいい。頻出する俯瞰や遠景ショットを交えた画面に浸っているだけで軽く至福だ。そこに悪夢めいたクリーチャーが襲撃してくるのだが、その造形を見ているとこれまた心地好い。
 時代の趨勢で当然のごとくCGIを多用しているわけだが、肝腎なクリーチャーはきっちりボディスーツやプロップ製作している辺りも好ましい。
 ただ設定上、数時間ごとに“闇時間”のようなものが訪れ、そのタイムが終了すればクリーチャーは勝手に消滅してしまうので生死を賭した息詰まる攻防戦といった愉しみは、あらかじめ奪われているが。

 面白いのは次の場所に進むヒントを得たり、謎解きをして隠し部屋を暴いたり、アイテムをゲットしたりロストしたり、窓枠や鉄骨に飛び移ったり、ダンジョンめいた区画を抜けて目的地まで辿り着くなどといったゲーム的メソッドの描写が随所に盛り込まれている点。全体的に生真面目なリアリズム傾向のトーンを基調としている中で、こういう描写が頻出することの奇妙な“違和感”が曰く云いがたいテイストを醸成している。

 さて病院の最深部にある目的の部屋まで到達すると、30年前の事件に因する怪異の原因と真相がまさしく“ご褒美”のように語られる。その後の教会内での、蔦のような有刺鉄線が乱れ飛ぶ惨殺スペクタクルはなかなかに溜飲が下がるし、なんとも遣る瀬ないエンディングも余韻が残る。ゴア描写もそこそこあってホラープロパーなら文句なく愉しめるだろう。
 いちいち小煩い苦言を呈することと揚げ足取りしかできない、いわゆる“まともな映画ファン”の凡庸感覚なんざ知ったこっちゃないね。


 国内盤もドゾー( ´∀`)つ●
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