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魔女(´・ω・`)ぶち殺すぞ
血みどろムーヴィ / kuresaka
怨霊の森
『怨霊の森』
(THE WOODS 2006)


(ヽ´ω`)<『MAY ―メイ―』で思春期少女の鬱屈した奇形愛を描いたラッキー・マッキー監督の新作は、なにやらJホラーっぽい邦題を冠されてヴィデオスルーのようですな。

 軽く放火癖のある少女ヘザーは人里離れた森林に囲繞された全寮制の女学園へ厄介払いさながらに転入させられた。学園内で幅を利かせる少女らの嫌がらせや、ヒステリックな女教師などに辟易して転入数日で早くも気が滅入ってきたヘザーだが、母との確執で易々とは実家に戻ることはできないうえに、あまつさえ森林からは謎めいた囁き声が聞こえるのだった。
 やがて懇意だった同級生も姿を消し、はたまた密かにヘザーを助けようとしていた生徒は自殺に偽装され処分されたりと不可解な事件が次々と起こり始めて――といった展開で、森林に巣くう邪悪な超自然的存在と、過去の因縁に纏る魔女めいた学園教師らの関係が怪異の根幹にあるという辺りは、なにげに『サスペリア』っぽくもある。

 ところで、オフィシャルサイトに掲載されているシノプシスによれば〈サイコロジカルホラーストーリー〉という触れ込みで、確かにその通りなのだが、1965年という時代設定が齎すアトモスフィアや、独特の温度感の演出による女生徒たちの遣り取りが見どころであり、むしろ封建的制度が横溢する隔絶空間におけるダークサイドの青春学園ドラマとして観賞した方が愉しめるのではないか。
 逆に邦題に象徴されるようなホラーテイストを期待して観た場合は肩透かしを食らうだろう。例えば、終盤にて樹木の根が触手宜しく襲撃してくるCGI使用のパニックシーンや、ラストの魔女退治のカタルシスといった“ホラー”に欠くべからざるはずの構成要素が、なんというか収まりの悪い、不要で異質なものに感じられるのだ。
 そんな曰く云いがたい居心地の悪さのようなものが興味深いといえば云える。

 後はホラープロパー的にはブルース・キャンベルがヘザーの父親役で出演している辺りも地味にチェックかな。
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