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ギーガーっていう(´・ω・`)レヴェルじゃねーぞ
血みどろムーヴィ / kuresaka

『フューチャー・キル』
(FUTURE-KILL 1984)


(ヽ´ω`)<これはまた無意味に通好みな作品ですな。
 ヴィデオ発売当時、今は亡きホラー専門誌『V‐ZONE』誌上にて紹介されていた記事を読んだ好青年・暮逆は「これは良質なB級近未来SFヴァイオレンスに違いない」と判じて随分とワクテカしたものだった。
 で、実際に観賞したところが、確かにB級ではあるが、決して“良質”ではなかったという。そんな奇天烈作品もいつの間にやらDVD化されていたようで、ついつい調達してしまうのが篤志家の悲しさですかな。

( ; ^ω^)えーっと、一般ピープルにも理解できるように説明しますと。
 この作品のセールスポイントは、まず中心となるメインクリーチャー的なキャラクター〈スプラッター〉を実際にデザインしたのか否かは不明だが、少なくともポスターやヴィデオジャケットなどのアートワークを「H・R・ギーガーが手掛けている」ということ。
 ちなみに「H・R・ギーガーってなにそれ食えんの?」とかいうような無知蒙昧な輩はもうここ見なくていいから今すぐLANケーブルで首縊れよ、と突き放したいところだが一応“ゆとり教育”に対する救済措置で説明すると映画『エイリアン』『スピーシーズ』などのクリーチャーデザインや、エマーソン・レイク・アンド・パーマー『恐怖の頭脳改革』 hide『HIDF YOUR FACE』などのジャケットデザインを担当したスイス人の画家にしてデザイナーなのだ。まったく近頃の義務教育じゃ美術の時間にギーガー教えてねぇのかよ。

 で、次に「オリジナル『悪魔のいけにえ』出演者を起用している」ということ。
 イカれたヒッチハイカー役のエドウィン・ニールが〈スプラッター〉を演じつつ、共同製作や共同脚本にも名を連ねている。またヒロイン(?)だったマリリン・バーンズも〈スプラッター〉の元グルーピー的な役で数シーンのみ出演。

( ; ^ω^)えーっと、そんだけです。
 既に、ここまでで一般人には「ハァ?」な最底辺の訴求力だわ。
 じゃあ、上記の記述に興味を示した駄目な人だけ、ついてきてね。

 大学の寮生である悪ガキ5人衆は日頃の悪行が過ぎて寮から叩きだされそうになるのだが、その代わりに寮長がある条件を提示してくる。
 〈ミュータント〉と名乗る反核組織が活動して世間を騒がせているのだが、そいつらを1人拉致ってこいというのだ。(この時点で行動理念が既に意味不明)
 安っぽいファッションパンク的なメイクを施して〈ミュータント〉風に変装した悪ガキ5人衆は、連中が巣くうスラム街へと繰りだした。
 適当に獲物を物色するうち「あいつを捕まえろ」と寮長が指名した男は、選りにもよって〈ミュータント〉の穏健派リーダーであるエディ・ペインだった。
 そこに、奇しくも通りかかったのが組織内でも武闘派として疎まれ、かつ怖れられている厄介者、つまり所謂“ヤクネタ”なのだが、その名も聞いて驚け〈スプラッター〉なのだった。
 「ちょwww冗談ですけどwwwwwサーセンwwwwww」とVIPPER風に謝罪する(一部表現を誇張)寮長を〈スプラッター〉は問答無用とばかりに容赦なく殺害。しかも、どさくさ紛れに常日頃から気に入らなかったエディ・ペインを暗殺してしまう。
 〈ミュータント〉のリーダー暗殺の罪をなすりつけられた寮生の悪ガキ5人衆ら。彼らの命懸けの逃避行の一夜が幕を開けたのだった。
 刺客として放たれた〈スプラッター〉の手下どもが狙ってくる中、悪ガキ5人衆は二手に分かれて逃走し、トラブルに巻き込まれていた〈ミュータント〉の娘とも行動を共にすることになる。
 で、いろいろあって彼らが無事に地元に帰るまでのお話。

 というストーリーの骨子なのだが、諸々のディテールはともかくとして「カリスマ的指導者謀殺の嫌疑をかけられた若者たちが追撃の手を躱しながら深夜の街を遁走する」という大筋はそのまんまウォルター・ヒル監督『ウォリアーズ』のプロットを換骨奪胎したものであることに気づくだろう。途中で余所者の娘と知り合って同行することになったり、クラブで遊んで油断しているところを襲撃されたりといったエピソードも共通する。
 ということはセンスある作り手が手掛ければ、もしかしたら“近未来SFパンク版『ウォリアーズ』”になり得たかも知れない本作だが、実際のところどうかというと、いやはやなんとも。
 演出/演技/撮影/美術/音声/音響/編集/特殊効果といった映画的スキルのすべてがギリギリ底辺ラインで、キャラクターもドラマも含め、とにかくいろんなものが伝わりにくくて歯切れが悪い。
 小粒ながらもそれなりにヴァイオレンスシーンなんかを描いているのだが、米国公開時には興奮した観客による暴力事件が多発して死傷者までだしたという『ウォリアーズ』のテンションには程遠いクオリティなのだった。

 まず、なんといっても売りであるはずのギーガーのイメージを造形した結果がチープ過ぎて悲惨だ。あの『ポルターガイスト2』よりも遥かに悲惨。



 うーむ。これらはまだまともに見えるな。その悲惨さを体現したカットが、なかなかネット上に落ちていないようなので各自、できれば実際に確認してへこんで頂きたい。
 そして、この〈スプラッター〉が怖れられていた割りにはラストの死に様が余りにも呆気なくて肩透かしもいいところだったりする。
 で、一事が万事というわけで、肝腎の内容の方も推して知るべしというところなのだ。

 だが嫌いかと云えば暮逆は嫌いじゃない。もったりした演出や展開、序盤の寒いユーモアタッチとそれ以降のギャップや、淡々としたダークなトーンが独特の風味になっていると無理矢理云えなくもない。
 とはいえ、明らかに駄作・珍作・奇作の範疇に含まれるものなので、酔狂な篤志家向けであることだけは間違いない。
 ちなみに設定上、ナイトシーンオンリーなので延々と薄暗い画面が続くが、リマスタリングされたという画質も色調補正のためかノイズが目立つ箇所が多くて、余り誉められたもんじゃない。
 あとエドウィン・ニールはマスクで半分以上顔が隠れてるし、マリリン・バーンズに至ってはやり過ぎた目許グリグリメイクで、もう誰だか解らない何処かのオバサンになってしまっている。



(;^ω^) ……
( ⊃⊂ )



(;^ω^) ……
( ⊃⊂ )



⊂(;^ω^)⊃ セフセフ!
  ミ⊃⊂彡
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