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ちょwww( ; ^ω^)錯綜しすぎだろwwwwwww
血みどろムーヴィ / kuresaka

『ブラック・ダリア』
(THE BLACK DAHLIA 2006)


(ヽ´ω`)<暗黒小説の第一人者ジェイムズ・エルロイの出世作をブライアン・デ・パルマ監督で映画化ということだが。

 世界の未解決事件史に名を残す御存知〈ブラック・ダリア事件〉こと〈エリザベス・ショート殺人事件〉をモティーフにした原作は、そもそも中心人物である二人の名前が『ブライカート』と『ブランチャード』と発音的に被り過ぎている時点で困惑し、中途で挫折してしまったものだ。
 複雑な粗筋についての詳細はオフィシャルサイトで適宜確認してもらうとして。
 それにしても、ちょっと人物と事件が多岐に亘って錯綜し過ぎていて、1回観ただけでは細部の事情が正直よく解らなかったり。
 英語力('A`)マズー

 ところで、リー・ブランチャードがなにかに取り憑かれたかのように〈ブラック・ダリア事件〉へ異様にのめり込む理由づけとして「かつて幼い妹が殺害され、その事件が未解決のままになっていた無念さゆえ」というものになっているのが、設定はともかくとして感情的に余り理解が及ばなかったのだが。
 その辺りは少年期に母を殺害された事件が未解決のままになっており、その後も犯罪者同然の最底辺人生を実際に目の当たりにして生き抜いてきたエルロイ本人にしか解り得ない妄執といったところか。それなりに恵まれた環境で安穏と育ってきた暮逆にとって、良くも悪くも実感を伴う理解や共感はおそらく永劫不可能なことだろう。
 ま、そこを想像力で補うのが人間の知性という無限の可能性なのだろうが。

 ともあれ、作品の印象としてはデ・パルマ+エルロイという組み合わせから予想されるような陰惨で血みどろなものではなく〈エリザベス・ショート〉の遺体をリアルに再現している点が少々薄気味悪い程度だ。
 それでも煤けたような独特の画面や美術、ジャジーなスコアなどにクラシカルなノワールムードが横溢しており、オリジナル脚本ではない原作つきのデ・パルマものにしては非常に手堅い作りになっている模様。これを“老成”と判断するかは微妙なところだが。

 しかしながら、屍体発見前後での建物を越えるクレーンによるキャメラワークや、中盤の螺旋階段での攻防など、要所要所で如何にもデ・パルマらしい演出が瞬間風速的に観測されるし、殊に冒頭に置かれたボクシング試合シークエンスの肉感的な迫力は新たな魅力だった。
 雇われ仕事の『ミッション・トゥ・マーズ』では「デ・パルマ\(^o^)/オワタ」と思わせつつ、続くオリジナル作品『ファム・ファタール』で一気にぶちかましてくれたことを思えば、次回のオリジナル作品に更なる期待をしたい。


( ; ^ω^)<いずれ原作に再挑戦してみまつ。
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