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ウィッカーマンvsゴーストライダー(^ω^)どっちが強いかなwwwwwwww
血みどろムーヴィ / kuresaka

『THE WICKER MAN』
(2006)


(ヽ´ω`)<1973年製作の英国産カルトホラーをニコラス・ケイジが製作陣のうちの一人(これプロデューサーが20人ぐらいいるような気がするけど気のせいかな)と主演を務めつつリメイクしてみまんた。
 製作費40億円かけて全米興行収入が24億円だとか。
 ( ;´д`)ビミョー
 しかも確か今年のラジー賞にノミネートされてたような……と思って調べたところ、
 【最悪作品賞】
 【最悪主演男優賞】
 【最悪脚本賞】
 【最悪スクリーンカップル賞】(ニコラス・ケイジと彼の熊の着ぐるみに対して)
 【最悪リメイク/盗作賞】
 と実に堂々5部門でのノミネート。

「ちょwwwwwまたリメイクっすかwwwwwwwwww」いうゲンナリ感は誰しも感じるところだと思うが。
 しかし、それにしても元作品のチョイスがすごく微妙なところですな。リメイクする意義というのも様々だろうが、例えば現代ならば進化したCGI技術を多用したVFXを盛り込んで、オリジナルでは不可能だったか、あるいは至らなかった主にヴィジュアル的な表現を補完するという意味もあるだろうが、どう考えてもそういうタイプの映画じゃないし。
 そもそも『ウィッカーマン』だなんて名称を持ちだしてきて「あー、またアメコミの実写化かい?」という以外のまともなリアクションが返せる人間が1万人中何人いるというのか。

 ま、とりあえず粗筋から。
 白バイ警官のエドワード(ニコラス・ケイジ)がパトロール中に出会った母娘を不測の衝突事故から救えなかったことで鬱ぎ込んで引き籠もっていたところに、かつて唐突に自分の前から姿を消した婚約者ウィローから「失踪した娘のローワンを探して。信頼できるのはあなたしかいないの」という旨をしたためた消印のない奇妙な手紙が届く。
 ワシントン領の離島〈サマーズアイル〉島に飛んだエドワードはローワンの存在を隠そうとしているらしき排他的な島民たちの態度に不審かつ不吉なものを感じつつ、ローワンの行方を探っていくうちに、ある種の“古代宗教信仰”がこの島全体に強い影響を及ぼしていることを知る……と端折って書いていくと解るように、展開の大筋はほぼオリジナルに忠実かと。

 大きな設定上の相違は、舞台がスコットランドから米国に移されている点と、主人公の警官エドワードと少女ローワンの関係だろうか。「かつて不意に姿を消した婚約者の娘」という面白新設定が追加された時点で、もうネタは割れてんだが。
 それに伴って敬虔なクリスチャンである主人公が島での明け透けな性的因習に戸惑ったり、スコットランド民謡を基調としたと思しき楽曲に併せてのパプでの喧騒や、奇習・奇祭の模様が描かれるミュージカルめいた面白演出や幻想ムードが大幅に減退してしまっている。
 その代わりに、島で信仰されている宗教の性質が、性的に淫靡なものから女性優位的な(?)ものへと変更されており、更に主人公は“蜂アレルギー”ということで、蜂の巣が呪術的な模様に基づいて配置されている〈蜂園〉(?)に迷い込んでパニックになる辺りは違う意味で面白かったが。

 (;^ω^)<うーん。導入部分はまんざら悪くなかったのだが。
 島に上陸した直後に出会した島民が抱えている蠢く麻袋とか、宿場のバーでの疎外感とか、不気味なムードの展開を期待させたんだがね。
 しかし、それ以外の、むしろ映画の過半を構成するべき部分がもうグダグダ。思わせぶりなショックイメージシーンの頻発とか、冒頭の母娘の衝突事故のフラッシュバックとか、もう鬱陶しいだけで。

 また主人公がチマチマと小出しにされる次なるヒントを与えられながら島内を自転車であちこち走り回って謎を探る一連のシークエンスには「まずは宿を取れ」「島の外れで婚約者と会え」「次は学校に行け」「次は墓地に行け」「今度は写真家に会え」「シスターサマーズアイルに会え」云々と、あたかも単調な〈お使いゲー〉的な妙味と徒労があり、それを体現した演出メソッドしては新鮮なものが感じられる……訳もなくて普通に退屈なだけ。
 そして新たな要素として添加されている婚約者の挙動が明らかに怪しいのに深く追及しない主人公というのも、どうなんだ。しかも、この島を統括する重要人物が物語の核心に触れるらしきことを喋っているのに見当外れのツッコミばかりするのもどうかと。
 それはオリジナルのオチを知っているから暮逆がそう感じただけなのかね?

 そういや中盤辺りだったか、主人公が秘密の地下水路だかを発見し、侵入したところで閉じ込められてしまうシーンが今回の睡魔スポットとして設定されたらしく、何十回チャプターを戻しても、ついつい眼を閉じてしまい、結局そのシーンが終わるまでの時間すら覚醒していられないという怪奇現象に見舞われたせいもあってか、体感観賞時間が5時間ぐらいに。

 結論としてはオリジナルを「ヘンテコ映画」足らしめていた大量の音楽投入や、性的な部分を含む奇行や奇習をミュージカル風に描いたりしていた肝要なパートを無視し、正統スリラー調の演出や新たな解釈による“改悪”を重ねた挙句に、オリジナルの魅力だったはずのポイントをすべて外してしまい、幻想ムードを含めて根こそぎ台なしにしてしまった感あり。
 だけど、このタイプの物語にニコラス・ケイジは実にベストなキャスティングだったとは思う。
 あとは投宿している宿のメイドが結構可愛いのがプラスポイントだろうか。

 で、これ劇場公開版(PG‐13)とDVDのみのアンレイテッド版の両方が盤面の片方ずつに収録されている仕様になっているのだが。
 各ヴァージョンの相違は、おそらくラスト近辺の描写の有無によるものだと思しい。

(ヽ´ω`)<以下、軽くネタバレするのでオリジナルも含めて未見の諸氏は適宜回避のこと。


 劇場公開版では、島民に囲まれた主人公が例の〈ウィッカーマン〉のところまで連れられていく行列シーンに音声のみで「両足を砕かれる」模様がオーヴァダブされているのだが、Unrated版では実際に撮影したフッテージを使用している他、蜂アレルギーの主人公の頭部にフードを被せ、その中に無数の蜂を放つという嫌がらせ(これはどうやら儀式に必要な過程らしいが)シークエンスあり。
 その代わりに劇場公開版では「6ヶ月後……」として描かれていた、新たな生け贄を漁るエピローグが完全にカットされている。
 そのため、焼殺されるニコラス・ケイジの絶叫が鳴り響き〈ウィッカーマン〉が焼け落ちたところで終わるので、Unrated版の方がエンディングの印象としては遥かに強烈。

 ま、オリジナルとの比較という意味で観てみるのも宜しいんじゃないでしょうか。
( ´,_ゝ`)プッ
 今回、久々にオリジナル版も引っ張りだして観てみたが、いやはやキテレツな映画だわ。
 これを珍妙な装飾を取り払った“ミッシングチャイルドもの”としてハリウッドスタイルでリメイクしようとした意図は解るが、色々と至らなかったということかな。


 ところでラジー賞の話題がでたついでに追記しておくが、確か暮逆は以前『レディ・イン・ザ・ウォーター』を「御都合主義のエンターテインメントに対しての、またシャマラン監督自身の高度な自己批判が発動した結果なのではないか」と判断を保留していたのだが。
 これまでの製作元だったディズニーと『レディ〜』を期に袂を分かったことはニュースで伝えられていたが、町山智浩&柳下毅一郎・著『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判3』によると内実は、ディズニー首脳陣からシナリオの不備を指摘されたシャマラン監督はその場で泣きだしてしまったらしいとのことで、どうやら真性の人だったようである。



  ∧ ∧ ∩
 ( ´∀`)/ 笑ってよ! シャマラン!
⊂    ノ
 (つ ノ
  (ノ
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