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血みどろムーヴィ / kuresaka


『フロム・ビヨンド』
(FROM BEYOND 1986)



(ヽ´ω`)スチュアート・ゴードン監督初期の怪作で『ZOMBIO/死霊のしたたり』『DAGON』『魔女の棲む館』などと並ぶ、H・P・ラヴクラフト原作を無闇にセクシャル/ヴァイオレント/グロテスク方面を強化してハイパーアレンジした、お得意の映像化のひとつですな。

 今回のDVD化は“unrated”ヴァージョンということで、かつて暮逆が擦り切れるほど観てきた国産VHSヴィデオカセットではカットされていた残虐シーン(女医に腹キック&眼球チュルチュル吸い出しなど)も確認できる仕様で、しかも当該シーンのオリジナルフッテージは喪失しており、どうやらワークプリントからデジタル処理で復元したと思しい熱意が嬉しい。

 まずは軽く粗筋を。
 天才だがサディスティックな性癖を持つエドワード・プレトリウス博士と同僚のクロフォード・ティリンギャーストは、人間の性衝動などを司る器官である松果体を共鳴装置の振動によって刺激し、五感を超越する〈第六感――シックスセンス〉を覚醒させるというオモシロ実験を洋館の屋根裏部屋にて行っていた。
 ある夜、新しいプログラムが功を奏して共鳴装置が作動。同じ空間に存在しながら互いに感知できないでいた並列世界のクリーチャー達が周囲に次々と現出し始め、やがて装置が危険な暴走を開始する。
 「ちょwwwwwねーよwwwwwwwww」と半狂乱で館を飛びだしたクロフォードは騒動への通報で駆けつけた警官たちに、たちまち取り押さえられてしまう。踏み込んだところ既にクリーチャーどもの姿はなく、現場には破壊された装置とプレトリウス博士の首なし屍体が残されているのみだった。

 この殺人事件の容疑者としてクロフォードは精神病院に留置されるが、プレトリウス博士の切断された生首もでてこないし、現場周辺や凶器と目される斧にも血痕がない。
 しかも「〈あちら側〉から現れたあいつが博士を食っちまったのさ。まるで〈しょうがパン坊や〉みたいにね」というオモシロ証言を繰り返すばかりのクロフォードに業を煮やした警察は「証拠なさ杉ワロタwwwwwww」とばかりに、野心旺盛な心理学者キャサリン・マクマイケルズ女史へ諸々を丸投げ。
 だがCATスキャンの結果、実際にクロフォードの松果体は肥大しており、これはどうやらただのキ印の戯言ではないらしいということで、キャサリン女史を保護観察者とし、更に元フットボールプレイヤーのマッチョな黒人刑事ボバが護衛につき、3人は再び事件現場である洋館へと舞い戻った。

 そこで実験の再現を試みると、またぞろワラワラとクリーチャーが出現。
 しかも死んだはずのプレトリウス博士は現世での肉体に囚われることなく、自分を喰らったクリーチャーと同化し、姿形を自在に変化させる形而上のフリーマインドな存在と化していた。
 供給電力を断ち切って装置をシャットダウンさせ、なんとか大変すぎる事態に発展することを防いだのはいいが、洋館から即刻の撤退を主張する男性陣に対し、研究が成功していることに興味津々のキャサリン女史はこのまま実験の続行を力強く主張。夜中にこっそり抜けだして勝手に装置をパワーオンさせたもんだから『デューン/砂の惑星』の〈サンドウォーム〉っぽいクリーチャーに頭から喰われかけたクロフォードは毛髪や眉毛が溶解してリアルでツルツルのゴムマスク佐清(スケキヨ)@犬神家の一族状態に。
 しかも松果体への刺激でエッチになり杉ワロタ状態のキャサリンはプレトリウス博士の遺品を物色し、ケツ丸だしの破廉恥なボンデージスーツや女王様ライクなピンヒールを引っ張りだして身につけると、上半身ごと溶かされかかって安静にしているクロフォードの上に跨がってよがりだすという、もうなんだよ無茶苦茶だよこの映画サイコーだぜwwwwwwwww

 その間にもプレトリウス博士は〈あちら側〉から共鳴装置を作動させて、こちら側に現出しようとし、いろいろあって黒人刑事ボバが犠牲になってしまう。

 さて一旦、館から脱出して病院に収容された2人だったが、共鳴装置で刺激され過ぎた結果、クロフォードの額を突き破って松果体が触角のように突出してくる。あまつさえ人間の脳髄を喰らうという奇行に走っていたが、ふと正気づいて館へと。
 また嫉妬深い女医の奸計で電気ショック療法をぶちかまされそうになっていた囚われのキャサリンも隙をついて病院から逃走。どこからか調達してきた時限装置つきの爆弾(きっと顔パスの警察署に忍び込んで、押収した危険物保管庫辺りから持ちだしてきたのだろう)を共鳴器に仕掛けるが、脱出寸前に自失錯乱したクロフォードに捕らえられてしまう。5分間にセットした爆発タイムリミットは刻々と迫っていた。
 キャサリンは松果体を噛み千切るという荒療治でクロフォードを正気づかせるが〈あちら側〉から、かなり大変なことになったプレトリウス博士っぽいものがお出まし。果敢にも対峙するクロフォードだったが、先の博士同様に頭部を喰い千切られてしまう。
 続いてキャサリンを襲うプレトリウス博士的ななにかだが、〈あちら側〉に行ってしまったクロフォードが博士の肉体を引き裂いて体内から出現し、キャサリンを逃がそうとしたのだ。
 肉体が渦巻くグドグドの渦中で闘争を続けるプレトリウス的ななにかVSクロフォード的ななにか。クロフォードが一瞬の隙を作り、時限爆弾の炸裂と同時に窓から飛びだしたキャサリンは辛うじて脱出成功。屋根裏部屋から飛び降りたために骨が突きだすほど足にダメージを受けるも、なんとか命は取り留めたようだ。
 しかし「あれが彼を食っちゃったのwwwwwうひょひょひょひょwwwwwwww」と、さながら鬱ゲーのヤンデレヒロインみたいに狂笑して暗転という後味の悪いエンディングを迎えるのだった。

(;^ω^)って……あらま、ついついノリノリでストーリー全部書いちゃったよ。


 原作になった『彼方より』(『ラヴクラフト全集4』所収)って僅か10ページ強の短編で、今ちょっと一瞬で読み返してみたけど、内容的には「形而下ならびに形而上的調査」を続けるクロフォード・ティリンギャースト博士の親友である“わたし”が機械の起動実験に立ち合って“彼方”を垣間見た際の様子を関係代名詞てんこ盛りな例の独特の語り口で詳述するという、お馴染みのスタイル。
 つまり実質的な物語自体はプレトリウス博士の首なし屍体が発見されるアバンタイトルの時点でもう終わってんだけどねwwwwwwwww
 あとは延々と無茶なアレンジが施してあるところは前作『ZOMBIO/死霊のしたたり』と御同様ってことで。

 ともあれ見どころは当時のエンパイアピクチャーズとしては破格な予算のSFXを投入したと思われる愉しいシークエンスの数々。プレトリウス博士の成れの果てであるメインクリーチャーの七変化のみならず、クラゲや深海魚のようなサブクリーチャーや人喰い蝿(?)の群体といったアクセントも利いており、当世のCGI濫用のヴィジュアルエフェクツとはまた違った味わい深い趣があるね。

 また空間移動的には洋館←→病院を行ったり来りで舞台はそれらの内部施設(研究室/SMルーム/検体保管室/処置室など)に限定されており、道中の情景だのといった余計なものは一切カットしてある即物的な感覚が実にローバジェット体質で潔い。

 一応キャスト面にも言及しておくと、前作ではタイトルロールとも云えるエキセントリックな〈屍体蘇生者ハーバート・ウエスト〉役だったジェフリー・コムズが、今回はむしろニューロティックな主人公を演じている。
 また、やはり前作のヒロインだったバーバラ・クランプトンも前回はブロンドのアンダーヘアまでさらけだした全裸でオペ台に縛りつけられて生首に〈駐屯クンニ〉されたりしていたが、今回もヒップ丸見えのボンデージコスチュームに身を包んで、無駄にエロティシズムを振り撒いてる。
 あと黒人刑事ボバ役に『ゾンビ』のケン・フォリー(軽く流してしまいました)。

 割りと嗜好が変動しがちな《血みどろ番外地》ではあるが、仮に「オールタイムベストムーヴィを100本選べ」となれば、これと前作『ZOMBIO/死霊のしたたり』はまずは上位15位以内には確実にランクインするであろう暮逆的フェイヴァリットな作品である。
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