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( ^ω^)ケッチャム映像化とかwwwww
血みどろムーヴィ / kuresaka


『THE GIRL NEXT DOOR』(2007)

 (ヽ´ω`)ジャック・ケッチャムの超絶暗鬱傑作『隣の家の少女』まさかの映画化作品ですな。

 よもや、この暗黒の聖書〈バイブル〉を通読していない不届き者がいるとも思えないが、一応原作のアウトラインを書いておくかね。

 舞台は1958年、当時12歳の少年デヴィッドが川遊びをしていると不意に現れた美少女メグにひと目ぼれ。実はメグは交通事故で両親を亡くし、脚の不自由な妹スーザンとともに隣家のチャンドラー家(母親ルースと、デヴィッドと同年代の長男を有する息子3人で構成)に引き取られてきたのだった。
 当初は甘酸っぱい思春期懐古譚なのだが、次第に物語は暗黒の様相を呈してくる。
 ルースのメグに対する食事抜きなどの地味な嫌がらせがだんだんと苛烈さを増していき、妹に対する行きすぎた体罰へとエスカレートしたとき、意を決したメグは地元の警察官に相談した。しかし逆効果で、これを契機にメグは地下室に監禁され凌辱と暴行を加えられる日々に突入。衰弱していくメグをなんとかして助けたいデヴィッドだが、立場も力もない12歳の子供は傍観者でいるしかなかった……という哀しいお話で、非常に解りやすく換言すると「鬼畜ノワール版の『スタンド・バイ・ミー』」といったところだろうか。

 デヴィッドの一人称で淡々と語られる終盤の鬼畜展開は心底陰惨だが、それでも引き込まれて読み進めずにはいられず畢竟、読了後はしばらく陰鬱な気分が抜け切らないという、危険や害毒は重々承知だが摂取せずにはいられない麻薬のような書物である。
 文章は平易だし、ちょっぴり背伸びして外国文学に触れてみたい中二病患者のファーストチョイスとしては好適と云える。

 で、肝心の映像化された作品の方だが。
 結論から述べると原作に極めて忠実で主立ったシーンはほぼ網羅されており、細かいディテールまで良く再現されているかと。
 さすがにインディーズAVとかではないので、終盤の監禁シークエンスでは食糞や凌辱系の直接的な描写はそれほど執拗に行われてはいないが、それでも例の『I FUCK FUCK ME』の焼き鏝文字や、クリトリス焼き潰しといった暗黒イヴェントをきっちり表現しているのには脱帽する。

 ただ、ほとんどアレンジを施していないためにダイジェスト感が否めない平板な脚本(穏やかにする方向の改悪よりはマシだが)の是非は措くとしても、キャメラや演出のセンスが極めて月並みで、その場での芝居をたまにカット抜きながら普通に映しただけ、というせいぜい凡百のTVドラマレヴェルでしかない。
 結果として原作を機械的に映像へと置換したにすぎないとのマイナス印象のみが強く、憑かれたように活字を読み込んでいったときの強烈な感動とは程遠いものとなってしまっているのが惜しい。映画と小説は別物とはいえ、映像表現なりの感動を創造することもできたはず。たとえ同じ脚本でも、もう少し非凡なセンスを有した監督が撮っていれば果たしてどうだったか……という無念の感を払拭し得ないのだ。

 それでも、あの危険な名作を映像化しようとした蛮勇は評価したいし、それほど酷い出来映えというわけではないので原作ファンはチェックしてみるのも一興だろう。



(;^ω^) ……
( ⊃⊂ )



⊂(;^ω^)⊃ セフセフ!
  ミ⊃⊂彡

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