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マスターズ・オブ・ホラー( ・∀・)2ndシーズン その1
血みどろムーヴィ / kuresaka
13 thirteen DVD-BOX VOL.1
『13 thirteen DVD-BOX VOL.1』


(ヽ´ω`)さて、ホラーファン垂涎のケーブルTV企画『マスターズ・オブ・ホラー』のセカンドシーズンのDVDがすべて揃ったので、そろそろ総括しようかね。

 今回の参加メンツは、前作からの続投組としてD・アルジェント/J・カーペンター/S・ゴードン/J・ランディス/J・ダンテ/T・フーパー。
 そして、またしてもM・ギャリス←(;^ω^)こいつは……。
 新規参加は『フライトナイト』『チャイルド・プレイ』『痩せゆく男』と《血みどろ番外地》的には好ましい中堅監督トム・ホランド。
 『クライモリ』の新鋭ロブ・シュミット。
 更には『チェンジリング』『蜘蛛女』のピーター・メダックといった大御所を引っ張ってきている模様。

 しかるに正直なところ検索するまで「果たして何処のどなたさまですかな?」という監督が数名存在したのも事実。
 アーネスト・ディッカーソンとは30分枠の良質なホラーTVシリーズ『テイルズ・フロム・ザ・クリプト』の映画版『デーモン・ナイト』や、スヌープ・ドッグ主演というか《血みどろ番外地》的にはキャサリン・イザベル嬢の出演作である黒人率95パーセントぐらいの真っ黒けなギャングスターホラー『BONES ボーンズ』などを撮った人物とのこと。
 ブラッド・アンダーソンの代表作『セッション9』『マシニスト』って、これらは未見だが調べてみるとどちらもAmazonの購入履歴にあったんで、ちゃんと探せば暮逆邸内のどこかに未開封のままのディスクが存在しているはず。

(ヽ´ω`)じゃあ、まずは大まかなランクづけからいってみようかね。



■ ヽ( ・∀・)ノ イイ!

『愛と欲望の毛皮』 監督:ダリオ・アルジェント
『グッバイ・ベイビー』 監督:ジョン・カーペンター
『黒猫』 監督:スチュアート・ゴードン



■( ^ω^)オモスレー

『言葉なき隣人』 監督:ジョン・ランディス
『災厄の街』 監督:トビー・フーパー
『ワシントン・コード』 監督:ピーター・メダック



■(;^ω^)まあ宜しいんじゃないでしょうか。

『妻の死の価値』 監督:ロブ・シュミット
『アイスクリーム殺人事件』 監督:トム・ホランド
『男が女を殺すとき』 監督:ジョー・ダンテ
『ヴァレリーの誘惑』 監督:ミック・ギャリス



■(´・ω・`)ちょっとどうか。

『ノイズ』 監督:ブラッド・アンダーソン
『Vの伝染』 監督:アーネスト・ディッカーソン



 とまあ、一見すると単に暮逆的なフェイヴァリット監督に対する評価が甘いだけなのではないか? という印象だが、それは早計――本末転倒なのだ。常にクオリティの高い作品を撮り続けていたという実績の裏づけがあるからこそフェイヴァリット足り得ているわけで、結果としてそれらの監督による作品の評価が高いのは当然と云える。

 ストーリーや着想の次元で秀逸な原作なり脚本を引っ張ってくるか、独自の演出で魅せるか。どちらかで突出してくれないとガクッと評価が下がってしまうのは否めない。
 前者の例ではJ・ランディス『ディア・ウーマン』『言葉なき隣人』とか。《血みどろ番外地》的に評価するのは『狼男アメリカン』のみで、しかもリック・ベイカーの手掛けた人狼変身シークエンスが好きなだけなので、特に贔屓の監督というわけではないのに、如何にもTVホラー向けの気の利いたストーリーで愉しめた。
 後者ではJ・カーペンター『グッバイ・ベイビー』 S・ゴードン『黒猫』とか。
 またその両方の条件を充たしていると云えるD・アルジェント『ジェニファー』 L・マッキー『虫おんな』辺りも高評価。


(ヽ´ω`)じゃあ各作品について軽く触れていくよ。しかし1年ぐらい前に観たっきりで詳細の記憶が曖昧なものもあるけど。


『ワシントン・コード』
(THE WASHINGTONIANS) 監督:ピーター・メダック

 祖母の遺品整理のため、米国初代大統領ゆかりの地でもある田舎町を訪れた主人公は、ジョージ・ワシントンにはカニバリズム嗜好があり、その正体は子供の柔らかい肉を好む変態殺人鬼だったという歴史の暗黒の証拠となる秘密の手紙と物品(人骨で作られたフォーク)を地下室にて発見する。
 実はその町は食人を礼賛する《ワシントニアン》たちの巣窟で、主人公一家は生命の危険に晒されることに……ってな具合。
 歴史の偉人にそんなダーティな暗黒面を付加して大丈夫かという発想の着眼が面白いですな。その点以外は「異常な因習のある田舎町に迷い込んだ一家受難もの」の王道パターンでしかないが、だがそれがいい。


     ■

『Vの伝染』
(THE V WORD) 監督:アーネスト・ディッカーソン

 なんか『DOOM』とかの残虐系FPSゲームに夢中になってるクソガキ2人組が成りゆきで近所の葬儀屋に肝試しっぽく侵入したら棺から甦った屍体に襲われてしまいまんた。それはリアル吸血鬼で、襲われた片方は吸血鬼化が進行して……という`80年代後半にたぶん5兆6億本ぐらい作られたような今更感が凄まじいヴァンパイアストーリー。
 手垢のついたVネタを扱うのは別に構わないし、葬儀屋内でマイケル・アイアンサイド扮する屍体=吸血鬼が襲撃してくるシークエンスはなかなか面白かった。
 しかし、その後はV感染したティーンエイジャーたち周辺の騒動の諸々をさしたる新味もなく撮っているだけなので、ちょっと残念なレヴェル。
 こんな凡庸なストーリー、一体全体どこの産廃処理場から盛り返してきたんだろうと調べてみると、どうやらミック・ギャリスのオリジナル脚本の模様。
(;^ω^)…………。
 ま、正調B級モダンホラーということで、これはこれでそれなりに面白いのだが、今回は他の作品のレヴェルが一律で底上げされていたように感じたので、相対的に評価はきびしくなってしまうわけ。


     ■

『ノイズ』
(SOUNDS LIKE) 監督:ブラッド・アンダーソン

 顧客サポートセンターで電話による各会話を監視する職にある主人公は、幼い息子の身体が蝕まれる音を聞いてしまったときから異様に聴覚が発達。
 10メートル先で針が落ちる音すら喧しくて、次第に精神に変調を来していき終いに……という感じだったと思う。
 余りよく覚えていないし、題材の割りにそんなに面白くもなかったような。


     ■

『災厄の街』
(THE DAMNED THING) 監督:トビー・フーパー

 アンブローズ・ビアスの短編小説(『妖物』『怪物』『あん畜生』などの邦題あり)が原作。
 子供の頃に不気味な粘体(?)が現れたことで両親を亡くした過去を持つ主人公は長じて保安官となり、今も田舎町の家で同じものの出現に備えていたが……という話。
 フーパー監督は前回『ダンス・オブ・ザ・デッド』では「(´・ω・`)ちょっとどうか」というジャッジだったが、今回はニューロティックなモンスターパニックムーヴィ風で大変宜しい。「なんぞこれwwwwwww」という勢いあるラストシーンも好印象だった。


     ■

『愛と欲望の毛皮』
(PELTS) 監督:ダリオ・アルジェント

 今回も楽しみだったアルジェント監督作品だが。
 さて、実は観賞前に某所から「これってアルジェント、本当に自分で監督してんのかね?」という不穏な発言があった。すなわち晩年のルチオ・フルチ作品に顕著だった“名義貸し”を疑ってのことだ。
 ゆえにそれなりに緊張して作品に対峙したわけだが。
 結論から述べると「いや、たぶん自身の集大成的な〈魔女三部作〉完結編『MOTHER OF TEARS』に傾注してただけで一応はこれも自分で現場に来て撮ってはいるんじゃあないかなぁ……?」と少々自信はないが、ちょっと前の『ヒッチコックはお好き?』とか『デスサイト』に比べたら余程アルジェントらしいのではなかろうか。

 いや。アルジェントらしいというか単純にグロすぎワロタwwwwwwwというべきか。
 ベアトラップとかトラバサミとか呼ばれる、あの罠。あれを開いたところに自分の顔面を突っ込んでバックリ削ぎ取られるとか。
 あとは自分の鼻梁に針つき糸を通すとか。これにはさすがの暮逆も目を背けたわ。針はともかく、その後に繋がっている糸が鼻梁の軟骨の中をズリッ……ズリ……ッと通過しているかと想像するだけで生理的にアウツっ……!
 金属バットで滅多打ちにされ潰れた顔面には無数の蝿がたかっているし、自分の腹に裁ちバサミ突っ込んで肋骨ごと切り開いていったり、ちょっとゴア方面の描写をサーヴィスしすぎている感はあるが、肉体破壊の見本市的なヴァリエーションが実に愉しい。

 で、ストーリーの方はと申しますと、これはシンプル。
 ミートローフ演じる弱小毛皮工房のオーナーはストリップバーのストリッパー嬢に入れあげているが、彼のゲスなメンタリティと甲斐性のなさを厭うてか、嬢はなかなか首を縦に振らない。
 さて、古代神殿めいた遺跡のある森林地帯に棲息しているアライグマっぽい動物はなにやら神聖な存在らしいのだが、その毛皮で作ったコートは極上のもの。オーナーはこの魅惑のコートで一獲千金を確信した。
 しかし、これがいわゆる“呪いのコート”として発動。その制作に携わった者や毛皮に触れた者は破壊衝動を他者にぶつけつつ、凄惨な自死を遂げてしまうのだ。そうやってアライグマっぽい動物を狩って生皮を剥いだジョン・サクソンのハンター親子や、低賃金で雇用されているらしき裁縫職人たちはゴア度数満点の見せ場を披露して散っていった。
 となればストーリーはただ1点へ向けて破滅的に加速するのみ。
 完成した呪いのコートを餌に「これを着てファッションモデルとしてブレイクスルーだ」とストリッパー嬢を唆すオーナーの末路はだいたい想像通りだけど、ちょっと常識の範疇を逸しちゃってGJですよと。


     ■

『妻の死の価値』
(RIGHT TO DIE) 監督:ロブ・シュミット

 夫の浮気問題などで微妙な関係の夫婦が車輌事故に遭遇。発生した火災で妻は全身大火傷となり生死の境界を彷徨う。ただし魂が肉体を離れたときには恐るべき怨霊と化して関係者に災厄を齎すのだ。妻が死ねば遺産などが手に入るのだが、そうすれば肉体から解放された怨霊によって自らの生命も危険に晒される。せっかく大金を手に入れても取り殺されちゃ堪らんということで、表向き尊厳死を希望していた夫も慌てて妻の延命に奔走することに。
 やがて妻の怨霊は皮膚移植のため、夫の浮気相手の“皮膚”を要求するのだった……という話。
 終盤のカオティックな状況のまま雪崩れ込んでいくエンディングの気まずさはなかなか後味が悪くてGOOD。



 後半に( ・∀・)続くよ!
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