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髑髏島のクリーチャー天国
血みどろムーヴィ / kuresaka
キング・コング プレミアム・エディション
キング・コング プレミアム・エディション




『キング・コング』
(KING KONG 2005)



 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを名実ともに世界中で大ヒットさせた甲斐あってか、ついに撮らせて貰えることになったピーター・ジャクソン悲願のリメイク企画。しかも予算も『タイタニック』以上という超大作ぶり。

 とりあえずコングの登場をワクテカして待つも1時間以上でてこないのだが。
 しかし、そこはさすがのPJ演出。無駄なダイナミズムで人物ドラマ部分も飽きさせない。殊に監督と打ち合わせている脚本家が“髑髏島‐SKULL ISLAND”とタイピングする様をクルーが盗み見ているシークエンスの大仰な演出メソッドには爆笑。

 さて髑髏島に到着したところが土人たちがガチで怖い。下手すると白塗りでコミカルに堕しそうな土人をこんなスケアリーイメージで撮れるのは『ロード・オブ・ザ・リング』でのオーク演出を経たPJならではだろうか。
 そういえば『ブレインデッド』にも冒頭に土人襲来や波止場のシーンがあり、今思えばあれらはキング・コングへのプチオマージュだったのかしらと。

 で、待望のコング登場。
 ウィリス・オブライエンによるネ申領域のモデルアニメーションワークが豊かな動きを表現していたオリジナル、リック・ベイカー渾身のエイプスーツ(だけ?)が見どころだったジョン・ギラーミン版と各々のコングに魅力があるが(コング造形的には『キングコング2』はスルー)今回のコングは表情の獰悪さを含め、顔面や身体の各部に傷を負った荒くれ者イメージで極道っぽくキャラクターづけされている。
 またオリジナルではキャーキャー悲鳴上げているぐらいの印象しかなかったフェイ・レイのヒロインだったが、D・リンチ映画に主演するようなイカレた――いやいや失礼、もとい野心的女優ナオミ・ワッツの好演も功を奏して、しかとキャラづけされている。あまつさえ、やや記号的ながらコングとの交流まで描かれているが《血みどろ番外地》としてはその辺りの心理描写の機微は正直どうでもいい。

 やはり見どころは峡谷の底に落とされた人間たちが体験する恐怖の巨大昆虫クリーチャー地獄。しかも思わず目移りするほど何種類も大挙してくるのだからクリーチャーマニアは狂喜乱舞★狂乱麗舞必至だわ。《血みどろ番外地》的にはここら辺のシークエンスだけで延々3時間以上費やしてもらっても全然構わんのだよ。
 またナオミ・ワッツの顔面に嫌らしく触手を伸ばす巨大ムカデのシーンなんかもPJの悪趣味全開で嬉しくなるね。
 というか、この辺りのCGI技術を駆使した『黒い蠍』とか『The Deadly Mantis』のリメイクとか観たいねえ。

 ともあれ。
 J・ギラーミン版ではショボイ大蛇との対決だけで不評だったバトルシークエンスが今回はてんこ盛りでコングVS.Tレックス×3。しかも峡谷に転落しつつ蔦に絡まりながらも闘うというネチっこいまでの執拗さ。

 しかしながら。
 本編の大半を占める血湧き肉躍る髑髏島シークエンスが終了してしまい舞台がNYに移ると気分も自然にトーンダウン。だってもうクリーチャーはでてきそうもないからね。
 それでもタクシーとのチェイスとかエンパイアステートビル登りとか複葉機襲来とか、それなりに見どころも残されているし。
 とにかく《血みどろ番外地》的には髑髏島シークエンスだけでも大満足な映画でありましたよと。

 そんなPJの次回作はレイプ魔に殺された女の子が残された家族や友人、はたまた自身を殺害した犯人までもを天国から見て語るというアリス・シーボルド原作の小説『ラヴリー・ボーン』か『さまよえる魂たち』の続編とのこと。
 いやいや、そこはむしろ200億円かけて『バッド・テイスト』か『ブレインデッド』のセルフリメイクでしょ。

 北米盤もドゾー( ´∀`)つ


 あとオリジナル観るなら国内盤は画質劣悪だし『コングの復讐』『猿人ジョー・ヤング』とセットになったやつがいいかもね。

 オリジナルもドゾー( ´∀`)つ
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